【詐病・・・?】
 ●痛みとは?何でしょう?
  痛みは、その人だけの意識の中身であり、他人からは決して感じることができません。患者さんが痛いと言えば痛い、という認識が大事です。
ただ難しいのは、うその痛みや、精神病的な痛みもまぎれていることです。
 
・・・以上、「悪魔の病気:慢性痛」
http://senjukaihomepage.web.fc2.com/pain1.html 
                                より引用させていただきました。・・・
 
 私達のような患者会活動の中に「詐病」の患者さんが紛れ込む心配はほとんどありません。でも、お医者様からすると「詐病」の患者さんと本物を見分けるのは難しいかもしれません。本物の患者さんからすると、詐病と言われたり疑われのは、医療を受けられないこと、人格の否定などにつながります。従って、痛みへの対処だけでもつらい患者さんを破滅的な状況に追い込むことになります・・・どうすればいいのでしょう?

 
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※1月19日新幹線のぞみ100号から見た富士山
 
 
 一般の皆さんの感覚では、痛くもないのに痛いといったり、大げさにいったりする患者の存在が問題と思うのかもしれません。
 でも、私達の立場からすると、疼痛患者が痛みを隠すことのほうが問題と感じます。レントゲン、MRI、血液検査などでも異常の見つからない患者の多くは、理由もなく痛い痛い・・・と言い続けるヘンな人と思われるのを避けたり、周りが不快にならないように気を使ったりするため痛みを隠すようになります。
 そのことを世間や周りが気づいていない・・・それが、慢性疼痛対策を遅らせている原因のひとつになっていると思います。
 私の家内が痛みを発症したのは、10年前。
 症状がお医者様に理解してもらえず、痛みに対する医療をろくに受けられないまま1年半放置されました。あのころは、本当に辛かった。
 
http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/jiritu/jiritu7.htm
 わが国の痛みに対する医療は、諸先進国に比べ20年以上遅れているとか・・・
 このような状況が改善されるよう更に働きかけを強めたいと思います。
 同じような問題意識をお持ちの皆様、お便りお待ちしています。
 他人の痛みを思いやる仕組みが構築され、
 誰もがより生きやすい社会となりますように。

 

【このブログは、以下を参照して書かせていただきました】
「悪魔の病気:慢性痛」
 http://senjukaihomepage.web.fc2.com/pain1.html 
「バイクの転倒による同じ症状の人を2人診た」
 http://junk2004.exblog.jp/19874593/
※そのほか、自身のfacebook内の記事を引用したり参照したりしました。
 
【関連リンク】

痛み医療に対する国家的取り組みを