誤解され困っています】
《当然ですが、私はマリファナ解放に反対しています》
 しばしば日本麻保護の活動は、マリファナ解放とごっちゃに見られ困っています。私は、当然ながら大麻の嗜好利用を含む薬物乱用に反対しています。
 
マリファナ解放に反対する理由 その1
《大麻は、薬物です。遊びに使って良いはずはありません。》
 大麻の薬効成分は、カンナビノイドと呼ばれます。同じような物質が、体内にもあり、脳内マリファナとか内在性カンナビノイドとか呼ばれています。1980年代ころから内在性カンナビノイドは、神経や免疫系を、主に抑制的に調整していることが分かってきました。つまり、大麻はヒトに対して薬物として働きます。
 世の中には、マリファナ解放家と言われるような大麻の娯楽目的の吸引を良いこととし、広めようとする勢力があります。薬物にたよって、幸福感などを手に入れるというのは、道徳・倫理・健康面で問題があり、私はそうした勢力の考えを明確に否定します。
 マリファナ解放家の中には、大麻は薬になるのだから健康によいと勘違いしている人がいます。ちょっと考えればわかることですが、遊びに使って良い「薬」というものは、ありません。
 また、カンナビノイドは、体の中にあるものなのだからマリファナ吸引は自然なことだと、的外れな考えを持つ人がいます。体内で作られるべきものを体外から取り入れるというのは、極めて不自然なことだと気づいてほしいです。