【日本麻の保護と継承にご理解とご協力を】


「大麻」は、薬物濫用のイメージが強く、大麻と口にするだけで悪いことを考えていると思われてしまうのかもしれません。


しかし、大麻と日本古来の麻(以下、日本麻)は同じ植物です。従って、伝統的な麻栽培者は世間の偏見や厳しい制度の所為でたいへんな苦労をしています。
そのため、麻栽培者は年々減少し今では全国で40名ほど・・
何も手立てを加えなければ、更に衰退し絶滅してしまうかもしれません。
すでに、全国各地の多くの品種は失われてしまいました。
大麻の濫用で問題となるのは、その成分であるTHCという物質。
日本麻は、THCの含有率が低く濫用には不向き。
言い方を変えれば、日本麻は安全な品種。
しかし、国民はそのことを知らず、わが国の法と制度は、区別なく厳しく対応しています。

 

イメージ 1


一方、米国やヨーロッパなどは薬物乱用防止政策の失敗により大麻が蔓延状態になっており、苦肉の策として嗜好用大麻の解禁の動きがあります。わが国でも大麻汚染拡大を狙う勢力があり、ネット上で様々な偏った情報を流しています。

そうした勢力は、伝統的な麻栽培の保護を踏み台に自分達の主張であるTHCの含有率の高い大麻の栽培を目指そうとしています。
そのため、事情のわからない一般の人は混乱してしまいます。

私たちは、濫用防止のための方策を整えた上で日本麻を適切に栽培し活用できる制度や体制作りを求めています。


まずは、知ることから・・・ですが・・

検索しても、正しい情報は得にくいかもしれません。
下の、記事は信頼できます。

【今から始める大麻栽培 無毒大麻を産業に活かす】
農業経営者 2012  9 月号
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/7552
古来から繊維、食料だけでなく工業原料にも使われてきた大麻。
しかし現在、大麻の栽培は大麻取締法により厳しく規制されている。
そのなかで無毒大麻を産業に活かそうとしている動きを追った。・・本文より