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第2回 日本麻協議会シンポジウムのご案内
【日 時】5月4日(水) 午後1時~4時(受付開始12時30分)

【場 所】神戸町中央公民館(岐阜県安八郡神戸町神戸1203番地)

【定 員】600名  【参加費】500円(前売り・当日チケット有)
 
【願 い】
 多くの伝統文化を支え、そして循環型の資源として期待される日本の麻。
 しかし、濫用薬物としての悪いイメージにのみ社会が囚われている影響で、衰退の一途をたどっており、このままでは、大切な伝統や貴重な遺伝資源が絶えてしまいます。
 このシンポジウムを通して、濫用防止の手立てを講じた上で、麻の伝統並びに資源としての日本の麻を、より良い形で後世に継承するため全国規模の具体的な運動が始まるようにしたいと思います。
(ここで言う麻とは、アサ科アサ属の草本のことを言います。)

【テーマ】
 大切にしたい日本の麻とその文化:守り活用していくために必要なこと

◎基調講演「産業用大麻への期待と困難」
 一般社団法人北海道産業用大麻協会代表理事 菊地治己氏

◎シンポジウム「日本の麻栽培を再興するための具体的手立て」

 《登壇者》

  ①大麻博物館館長  高安 淳一 氏
 
  ②一般社団法人伊勢麻振興協会代表理事 松本 信吾 氏
         
  ③麻布大学環境経済学教室教授 パトリック・コリンズ 氏

 スーパーバイザーとして
  ○日本麻振興会理事長 大森由久氏

  ○その他、麻栽培に関わる有識者の皆様

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【日 程】

12:30~13:00 受付

13:00~13:30 主催者あいさつ 趣旨説明

13:30~14:30 基調講演

14:30~14:40 休憩

14:40~16:00 シンポジウム「日本の麻栽培を再興するための具体的手立て」
       討論前半《麻の再興を阻むものの正体は・・・》
       討論後半《日本の麻を守り活用するため私たちがすべきこと》

16:00     閉会挨拶

※5月3日~4日は同町で火祭りとして有名な「神戸山王まつり」が行われます

【神戸山王まつりの紹介】 

【金幣社 日吉神社】


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誤解され困っています】
《当然ですが、私はマリファナ解放に反対しています》
 しばしば日本麻保護の活動は、マリファナ解放とごっちゃに見られ困っています。私は、当然ながら大麻の嗜好利用を含む薬物乱用に反対しています。
 
マリファナ解放に反対する理由 その1
《大麻は、薬物です。遊びに使って良いはずはありません。》
 大麻の薬効成分は、カンナビノイドと呼ばれます。同じような物質が、体内にもあり、脳内マリファナとか内在性カンナビノイドとか呼ばれています。1980年代ころから内在性カンナビノイドは、神経や免疫系を、主に抑制的に調整していることが分かってきました。つまり、大麻はヒトに対して薬物として働きます。
 世の中には、マリファナ解放家と言われるような大麻の娯楽目的の吸引を良いこととし、広めようとする勢力があります。薬物にたよって、幸福感などを手に入れるというのは、道徳・倫理・健康面で問題があり、私はそうした勢力の考えを明確に否定します。
 マリファナ解放家の中には、大麻は薬になるのだから健康によいと勘違いしている人がいます。ちょっと考えればわかることですが、遊びに使って良い「薬」というものは、ありません。
 また、カンナビノイドは、体の中にあるものなのだからマリファナ吸引は自然なことだと、的外れな考えを持つ人がいます。体内で作られるべきものを体外から取り入れるというのは、極めて不自然なことだと気づいてほしいです。


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