2011年04月

今回は、痛みに関する情報を二つ載せたいと思います。
一つ目は、昨日テレビで知ったのですが、
2012年10月に横浜で開催される予定だった第14回国際疼痛学会が、
原発事故の影響でイタリアで開催されることになったようです。
【朝日新聞社の速報ニュースサイト】
http://www.asahi.com/national/update/0414/TKY201104140340.html
国際疼痛学会の横浜での開催は、
遅れているわが国の痛み医療が進展する
チャンスの一つになったかもしれないので大変残念です。

二つ目は、国際疼痛学会で検索していて偶然、
見つけた熊澤孝朗先生のインタビュー記事です。
なぜ、難治性の痛みをもった人たちは
医療から切り捨てられてしまうのか、
治療方針はどのように持てばいいのかなど
素人にも分かりやすく述べられています。
まだご覧になっていなければ是非ご一読を。
【日本カイロプラクティック徒手医学会】
http://www.jsccnet.org/12_conf/12_conf_intervew_kumazawa.html
 
震災の影響が収まり、
平穏な日々が一日も早く訪れますように、
痛みに苦しむ人々の痛みが、少しでも和らぐことお祈りいたします。
 
 
【こちらもご覧下さい】 http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/

かねてから、痛み医療に対する国家的取り組みを訴え続けてきましたが、
その実現に向けての第一歩とも言える「慢性の痛みに関する検討会」が
厚生労働省で一昨年の暮れから3回にわたって行われました。
そのまとめを動画を中心にしてみたいと思います。
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www.youtube.com
【CBニュース】厚生労働省は12月10日、「慢性の痛みに関する検討会」(座長=葛原茂樹・国立精神・神経センター病院長)の初会合を開いた。
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「第1回慢性の痛みに関する検討会」の議事録はこちらから見ることができます。
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www.youtube.com
【CBニュース】厚生労働省の「慢性の痛みに関する検討会」(座長=葛原茂樹国立精神・神経センター病院長)は3月12日、第2回会合を開き、阪大大学院教授の柴田政彦委員から「神経障害性疼痛治療薬」の現状についてヒアリングを行った。 http://www.cabrain.net/news/
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「第2回慢性の痛みに関する検討会」の議事録はこちら
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0601-7b.pdf 
 
柴田先生のプレゼン「医療における慢性痛の問題点」はこちら

これを受けて、患者会として要望書を提出しました。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/sst/youbou.htm
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www.youtube.com
【CBニュース】厚生労働省の「慢性の痛みに関する検討会」(座長=葛原茂樹・鈴鹿医療科学大保健衛生学部医療福祉学科特任教授)は6月1日の会合で、同検討会の報告書の取りまとめを行った。 http://www.cabrain.net/news/
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「第3回慢性の痛みに関する検討会」 の議事録はこちら
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/txt/s0601-10.txt

平成22年9月13日 厚生労働省による「慢性の痛みに関する検討会」提言が
とりまとめられました。
脊髄損傷後疼痛についても取り上げられていますが、
私たちの立場からすると物足りなさは否めません。
【別添提言】
 
痛みに苦しむ人々が
より豊かに生活できるよう
他人の痛みを思いやることのできる社会が構築されますように
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【こちらもご覧下さい】 http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/

富山テレビ『スーパーニュース』の特集「突然 激しい痛みが... 原因不明の病と闘う女子医大生」で放送された内容です。 肩や首など体18か所のうち11か所で押すだけで痛み、その痛みが3か月以上継続し、痛みが激しくなると日常生活に支障をきたす「線維筋痛症」という難病と闘う久保田樹さんのドキュメントです。全国で200万人の患者がいるといわれる病だそうです。 【久保田樹さんブログ】 「大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて~」  http://ameblo.jp/usagi-jiru/ 【番組登場施設】 ・真生会 富山病院  http://www.shinsei/
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 物理的に何の異常もみつからないのが線維筋痛症・・・
 神経が傷ついたことが元で、発症するのが神経障害性疼痛・・・
 家内の場合は、後者と考えてるのが普通だと思いますが、Y先生からは、線維筋痛症と診断されています。ややこしいですね。
 しかし、脊髄損傷後に痛みに苦しむ人は一部で、あまり痛くない人のほうが多いのです。ということは、脊髄を損傷したことは、直接痛みの原因ではないと考えるほうが自然かもしれません。
 つまり、脊髄を損傷すると、線維筋痛症になりやすいということでしょうか???
 でも、この動画でトリガーポイントブロックの治療をされている加茂先生は神経障害性疼痛と線維筋痛症は違う病気とお考えのようです。
さらに、ややこしい。
 
※この動画は、
  ブログ「進まない線維筋痛症の治療と悪化する前に行けた場所」           http://blogs.yahoo.co.jp/twkyy869/21885090.html
     からの情報です。慎さんありがとうございます。
 
※こちらもご覧ください。
 

 

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