2013年05月

【麻の栽培を守っていく義務】

・・・いろいろ調べてみた中で、大麻を使用することは害になるどころか、人や社会をとても健康にし、化石燃料と原子力で汚染された世の中を救うかもしれないと思われるのです。:以上、船井幸雄著「悪法!!大麻取締法の真実}35ページより



 わが国の麻(大麻)の栽培は年々減少し、現在わが町は、、栃木県鹿沼地方に次ぐわが国2番目の産地。麻は世界中に分布していますが、日本古来の麻は、日本だけのもの、わが町の麻も、おそらく地域独特の固有種。同じDNAのものは他にはないと思います。私たちが、麻の栽培をやめてしまったら、わが町の先人が守ってきた麻のDNAはこ...
の世から消滅します。そういう意味からも、麻の栽培を守っていく義務が私たちにはあると思っています。

私たちは、大麻や大麻から作られる医薬品が医療目的で使用できるように、また、低THCの品種の栽培規制が緩和されるように「大麻取締法」の改正を求めています。
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・・・写真は、今日の麻畑の様子。元気に育っています。ちなみに、私たちの麻は乱用の心配のあるTHCの含有率の高い「薬用型」の品種ではありません。「繊維型」と呼ばれる低THCの品種です。したがって、持っていって、吸ったとしても煙たいだけです。ただし、大麻取締法により不法所持は厳罰。懲役刑などで罰せられます。

 

 【国立疼痛管理センター】
脊髄損傷後疼痛、線維筋痛症、CRPSなど、
癒しがたい、痛みを持ってしまう病気があります。
 辛い痛みがあると、引きこもりがちになります。
 でも、「痛い」すなわち「動けない」では、ありません。
 痛みを上手に管理し、周りが支えてあげれば、
 日常生活を取り戻せるかもしれません。
 でも、残念ながら日本にはそうした考え方が根付いていません。
 
例えば、ナショナル・ペイン・マネージメントセンター
 (国立疼痛管理センター)などが作られるといいのですが・・・
 

てんとう虫を見ると、疼痛患者さんを思い浮かべてしまいます。
 いつの日にか痛みから開放され、豊かに生きることができますように
 それが叶わぬのならば、痛みと折り合いをつけ前向きに生きていけますように・・・
 
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【ごうどの火祭り】
 
 5月3・4日は、私達の町の祭礼でした。3日~4日の深夜に行われるこの儀式は「朝渡御」といい、地元の人は「朝渡り」と呼んでいます。
 この朝渡御を彩る「たいまつ」は、皮をむいて乾燥させた麻(大麻)の茎。なので「その煙の所為でみんなハイテンションになる」という人がいます。でも、それは間違い。大麻の茎には、精神に働きかえる物質は含まれていません。問題となるのは、葉と花の穂。そのため葉と花の穂は、大麻取締法により、その扱いに制限がありますが、茎は対象外。大麻の茎は誰でも自由に扱うことができます。
 
 また、マヤクというのは麻(あさ)の薬だと思っている人はいませんか?マヤクの「マ」は、本来ヤマイダレで「痲」と書きます。麻薬と書くのは代用字です。「痲」はしびれる、感覚を失うの意。ですから、痲薬と書くのが正しいのです。マヒ(痲痺)やマスイ(痲酔)も本来はこちらの字です。みなさん、常識として覚えておいてくださいね。
 
 

【麻の伝統を守ろう】
 5月3・4日は、わが町の祭礼。それを盛り上げるのが、麻(大麻)製の「たいまつ」。昨年、県当局の指示で栽培が禁じられましたが、今年から再開の許可を勝ち得ました。
 麻の取り扱いは現在「大麻取締法」により厳しく制限されています。そのため、麻の栽培は絶滅の危機にあります。
  大麻が問題になるのは、その嗜癖性のためですが、在来の大麻には、そうした効果は薄い、あるいは無いとされています。わが町の大麻も、県の機関で毎年検査し、嗜癖性の元になるTHCという物質の含有率は低いと結果が出ています。しかし、そういったことはわが町の町民すら知りません。
  大麻は、伝統文化の継承だけでなく、繊維、燃料、医薬品、食料などとしての利用価値が高く環境にも優しい作物であることは間違いがありません。
 その害とは、何でしょう。実は、わが国において害についてまともに研究や調査がなされたことはありません。つまり、国民のほとんどは漠然とした恐怖感や、痲薬と大麻の区別もつかない無知のため、大麻を悪いものと思い込んでいます。
 とはいえこうした状況は、いきなり変えられないので、わが町の大麻栽培が安定的に続けられるよう、県当局と協調していきたいと考えています。
 
 ☆写真は・・・準備した「たいまつ」、町内に立てられた幟、我が家の提灯です。
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みんなで考えよう  医療大麻問題!

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