【英国の「腰痛についての迷信からの解放」キャンペーン】
イギリスの公認理学療法士さんの団体が行っている「腰痛についての迷信からの解放」キャンペーンで使用されているポスターの内容を翻訳してみました。皆様のご指導お願いします。

《迷信その1》
動くと腰痛が悪化する。
《真実は・・》
痛みがあると動かすことが怖くなりがちですが、実は活動を維持する方が治りが早いことが分かっています。動くことを恐れずに徐々にできることを増やしていきましょう。
《迷信その2》
腰痛があれば、運動、特にウェイトトレーニングは避けるべき
《真実は・・》
腰痛があっても楽しんでいるスポーツや日常の活動を止めてはいけません。
実際、必要に応じてウェイトトレーニングなどに取り組むほうが早く改善することが多くの研究で確かめられています。
《迷信その3》
MRIなどでのスキャンは、腰痛の原因を正確に見つけることができる
《真実は・・》
悪性腫瘍など極めて稀に原因が見つかることがありますが、ほとんどの場合そうはなりません。
むしろ、害のない脊椎の変化が見つかることで、恐怖心が生まれ行動が制限されて、問題を悪化させる可能性があります。
《迷信その4》
痛みは傷害と一致する
《真実は・・》
これは常識として信じられてきましたが、最近の研究が我々の考えを変えました。
新しい理学療法の考え方は、人々がなぜ痛みを感じているかを理解するために全体論的アプローチをとっています。